井戸兵庫知事、知事会新体制「地方分権で国に主張を」 カジノ「教育面で影響」

20190903井戸知事定例会見

 兵庫県の井戸敏三知事は2日の定例記者会見で、全国知事会の次期会長に徳島県の飯泉嘉門知事が決まったことについて、「国に対してどういう地方分権の進め方をしていくのか、積極的に主張し、発言する知事会になってほしい」と述べ、知事会の新体制への期待を語った。飯泉氏は3日に東京都内で開く全国知事会議で正式に会長として選出される見込み。任期は2021年9月までの2年間だ。

 井戸氏は「以前のスローガンのように『闘う知事会』がいいのかはともかくとして、地方分権の取り組みは事務効率化の観点からの判断になってしまっており、小さな事業だけが対象になっている」と指摘。「関西広域連合が提案している大ぐくりの地方分権は、土俵にもあげてもらえないのが実情だ」と説明した。このため「分権の観点で、国に主張していく知事会になっていく必要があるのではないか」と語った。

 一方、横浜市の林文子市長がカジノを含む統合型リゾートの誘致を表明したのに関連し、改めてカジノに関する見方を問われると、井戸氏は「兵庫県がカジノ付きの統合型リゾートに手をあげることはない」と話した。理由については「まずは教育効果」としたうえで、「額に汗しないでカネしようというスタイルが子供たちに影響を与える恐れがある」という。さらに「いまでも課題のギャンブル依存症を促進しかねないうえ、反社会勢力が入り込むことへの懸念も払拭(ふっしょく)できない」と話していた。

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