「やっぱり猫が好き」脚本の妻鹿年季子さん講演など 生活創造センター新長田移転
- 2019/08/26
- 21:29
兵庫県は26日、神戸生活創造センターが9月24日に新長田合同庁舎(神戸市長田区)に移転するのに伴い、同28日に新施設の開業を記念した「オープニングフェスタ」を開催すると発表した。脚本家で、夫の和泉務さんとともに「木皿泉」を名乗って人気テレビドラマの「やっぱり猫が好き」「野ブタ。をプロデュース」などを執筆した妻鹿年季子さんが「神戸のソフトパワー」をテーマに講演。北京五輪マラソンで日本代表だった中村友梨香さんのトークショーも開く。
神戸生活創造センターは神戸・阪神地域の住民向けに生涯学習や地域活動の拠点として開設。神戸駅前にある現在の施設は9月15日で閉鎖し、新長田に移転する。ダンスや演劇、合唱などの練習に使えるスタジオや、絵画などを展示できるギャラリー、研修室、調理室を備える。オープニングフェスタは、新長田合同庁舎を7月6日に開催した同センターのフリースペースで開催する。
当日は3部構成で、午前10時からの第1部は長田区婦人会による祝舞に関係者あいさつ、妻鹿年季子さんの講演を予定する。午後1時からの第2部が中村友梨香さんが「オリンピックまでの失敗と成功」をテーマに語るトークショーだ。第3部は午後3時半からで、ラグビーワールドカップの日本対アイルランド戦のパブリックビューイングを開催する。講演会とトークショーは事前の申し込みが必要。9月3〜15日に電話、ファクシミリ、メールで受け付ける。
神戸生活創造センターは年間のべ15万人程度が利用する施設。今回、新たに調理室を開設することで利用者数が増える公算が大きい。開業を記念したイベントを開催することで、阪神地域からは遠ざかり、使いにくくなるとの印象を回避することにもつながりそうだ。新長田合同庁舎を開設した最大の目的でもある、商店街のにぎわいにも寄与するとみられる。(動画は7月6日に開いた新長田合同庁舎の完成記念式典)
▽関連記事
- 関連記事
-
- 神戸アイセンター「ビジョンパーク」が世界的デザイン賞 米「IDEA」で銅賞 (2019/08/28)
- 神戸市と日本イーライリリー、「市民の健康増進」で連携協定 職員研修など実施 (2019/08/28)
- 「やっぱり猫が好き」脚本の妻鹿年季子さん講演など 生活創造センター新長田移転 (2019/08/26)
- 外国人の相談窓口で11言語を対応 タイ語など追加、携帯型翻訳機も導入 (2019/08/25)
- 檜山氏のフルーツカット実演など 「神戸マイスターフェス」9月1日に (2019/08/25)
広告
chevron_left
好日山荘、子供向けボルダリング教室を全国展開 グラビティリサーチ13店で home
兵庫県、18年度決算で「収支均衡」 井戸知事「今後はストック指標にも着目」
chevron_right