ラグビーW杯の準備・受け入れ体制を最終確認 神戸市、開催推進委が最後の会合

20190821W杯推進委員会

 神戸市は21日、9月26日から10月8日までノエビアスタジアム神戸(御崎公園球技場、神戸市兵庫区)で4試合を開催するラグビーワールドカップ(W杯)の「神戸開催推進委員会」の最後の会合を開いた。会長を務める久元喜造・神戸市長(写真左から3人目)は会議の冒頭であいさつし、「神戸での試合のチケット販売は好調で、3割から4割は海外からの観戦客になる」と説明。「ぜひ関係者でスクラムを組んで大会を成功させ、神戸でワールドカップをやってよかったと、たくさんの人に思ってもらいたい」と意気込んだ。

 会合では神戸市の担当者が開催都市としての運営本部の体制や、安全対策、交通対策、ファンゾーンの運営やボランティアの配置など、これまでに定まった試合当日の計画などを説明。神戸観光局からは試合当日の深夜から日付が変わる午前0時まで、地下街のさんちかやデュオこうべにビールを提供する臨時のバーを開設するほか、国内外から神戸を訪れた観戦客が試合のない日にも神戸で楽しめる「おもてなし事業」を展開することなどを説明した。

 もっとも同委員会の副会長で、神戸観光局の尾山基会長(アシックス会長CEO、写真左から2人目)は「室内の清潔さや乗務員のあいさつなどは調査でも改善が目立つが、さらなるタクシーの品質向上は課題」と指摘した。車内でのQRコード決済は普及が進んでいないばかりか、依然としてカーナビを搭載していないものもあるという。「東京では既に1300台と増えているが、2021年の(神戸市で開催する)世界パラ陸上までには車イスごと乗れるタクシーの普及が必要」とも話していた。

 一方、委員会の顧問を務めた神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長、写真左端)は、「手厚い『おもてなし事業』が企画されたのは心強い。来年の東京オリンピック(に訪れた訪日客)も神戸に足を延ばしてもらいたいということもあり、こうしたノウハウが蓄積されていくのは重要だ」と準備の進捗を評価していた。

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