神戸観光局、旅行中の訪日客に神戸訪問よびかけ 「ジャパンレールパス」に着目
- 2019/08/21
- 22:09
9月1日〜11月30日に、成田国際空港や東京国際空港と東京都心を結ぶ「成田エクスプレス」「京成スカイライナー」「東京モノレール」の車内でポスターを掲示したり、情報画面に神戸の広告を配信したりする。日本到着後、まだ日本での予定が完全に固まっていない訪日客に神戸をPRする。同期間には、関西国際空港と大阪・京都を結ぶ特急「はるか」にも広告を掲示するが、欧米豪の路線が多い東京を重視した。
旅行を始めた訪日客には新幹線の東京、新横浜、京都、新大阪の駅構内にあるデジタルサイネージ(電子看板)で迎え撃つ。広告の内容も訪日客に響きやすい「神戸ビーフ」「(有馬)温泉」「(灘の)酒」に絞って、9月23日〜11月30日に展開する。さらに関西国際空港と京都タワービル(京都市下京区)の外国人向け観光案内所「関西ツーリストインフォーメーションセンター」では、訪日客に神戸のパンフレットを直接手渡すよう協力も得られた。(写真は東京駅のイメージ=神戸観光局提供)
日本に長く滞在する訪日客が鉄道を使うのは、JRグループ6社が外国人観光客向けに販売する「ジャパンレールパス」が便利だからだ。ジャパンレールパスは有効期間内なら、新幹線(のぞみ・みずほ以外)を含むほぼすべてのJRグループの鉄道に乗車できる。普通車用なら大人14日間で4万6400円程度で、うまく使えば割安だ。東京から新幹線で約3時間、京都から在来線でも約50分と鉄道での利便性の高さもアピールして、神戸を再訪する訪日客も増やしたい考えだ。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 神戸市のストリートピアノ、陸海空の玄関そろう 神戸空港で31日午後に演奏会 (2019/08/27)
- 最大800人収容で温泉MICE対応 有馬グランドホテルがリニューアル (2019/08/26)
- 神戸観光局、旅行中の訪日客に神戸訪問よびかけ 「ジャパンレールパス」に着目 (2019/08/21)
- 神戸で試合する8カ国の食文化を紹介 ラグビーW杯控え24日、高浜岸壁で (2019/08/18)
- ラグビーW杯、山陽電車に神戸開催の車体装飾 20日から梅田〜姫路で (2019/08/18)
広告