シャルレの4〜6月期、最終赤字7400万円 販管費削減で赤字幅縮小

20190809シャルレ決算

 婦人下着の訪問販売が主力のシャルレが9日に発表した2019年4〜6月期の単独決算は、最終損益が7400万円の赤字(前年同期は1億1100万円の赤字)だった。減収だったが、販管費の削減などで赤字幅を縮小した。わずかながら税金費用の減少も下支え。営業損益は1億200万円の赤字(前年同期は1億5400万円の赤字)になった。

 売上高は前年同期比2%減の33億円。スポーツ用の下着の新製品を発売したほか、ブラジャーの対象商品の購入に景品が付くキャンペーン「ブラフェスタ」を4〜5月に実施。下着類の販売は伸びたが、ジャケットやカットソー、パンツなどが不振で衣料品全体の売上高は1%減の26億円だった。化粧品類、健康食品類も伸び悩んだ。

 20年3月期の業績予想は据え置いた。税引き利益は前期比82%減の4000万円を見込む。年10円配(中間なし)とする配当計画も維持した。

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