麦茶殻で緩衝材を軽量化 ノーリツと伊藤園が共同開発、9月から給湯器で使用

20190802麦茶殻緩衝材

 ノーリツは2日、伊藤園と共同で、麦茶飲料を生産したあとに残る「麦茶殻」を再利用した緩衝材(写真=ノーリツ提供)を開発したと発表した。9月から順次、ノーリツのガス給湯器の梱包に使用する。従来は古紙のみを緩衝材の素材として使用していたが、約20%を麦茶殻に置き換えることで、給湯器を固定したり外部からの衝撃を吸収したりといった緩衝材の機能を維持したまま、約7%の軽量化にも成功した。

 ノーリツは古紙を再利用して圧縮形成した「テックス」を開発し、1998年から給湯器用の緩衝材に採用。その後も緩衝材や包装には改良を加えてきた。2018年からは、さらに包装材による環境負荷を低下させるために、独自のリサイクルシステムを持つ伊藤園と共同でリサイクル製品の開発に取り組んだ。今回の緩衝材は、共同開発の第1弾にあたる。

 今期、ガス給湯器約15万台の緩衝材を「麦茶殻配合テックス」に切り替える計画だ。年換算で650ミリリットルのペットボトル約300万本分に相当する麦茶殻を、リサイクルする計算になるという。ノーリツは今後も引き続き伊藤園との共同での研究開発を続けるのに加え、他業種の環境活動とも連携した環境対策の発展もめざすとしている。

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