キムラタンの4〜6月期、最終赤字1億4500万円 中西買収で増収も

20190802キムラタン決算

 キムラタンが2日に発表した2019年4〜6月期の連結決算は、連結最終損益が1億4500万円の赤字(前年同期は1億4100万円の赤字)だった。前期に買収したベビー用品の中西が寄与して増収だったが、売上原価、販管費ともに増加。前年よりもやや赤字幅が拡大した。

 売上高は16%増の10億6700万円、営業損益は1億4300万円になった。アパレル事業で主力の「Baby Plaza」の既存店売上高が前年同期比8.6%減と苦戦した。BOBSONショップ、テナントショップを加えた店舗3業態の売上高は7%減の6億5500万円。一方、ネット通販の売上高は12%増の1億8600万円と伸びた。その他事業の売上高は保育事業の900万円。

 20年3月期の連結業績予想は据え置いた。最終損益は500万円の黒字(前年同期を1億6500万円)を見込む。

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