川重の4〜6月期、最終赤字82億円 増収も航空・ロボットなど採算悪化
- 2019/07/30
- 12:10
売上高は2%増の3507億円、営業利益は84%減の10億円になった。海外景気を反映しやすい精密機械・ロボットは半導体向けロボットが減少したが、建設機械向けの油圧機器が増加したため売上高は前年同期をやや上回る483億円だった。ただ好採算のロボットが減少したほか油圧機器の資材高、研究開発費の増加が利益を圧迫した。車両部門は前年同期に比べ赤字幅が拡大した。
2020年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比38%増の380億円を見込む。セグメント(事業部門)別の収益見通しも維持した。予想の前提になる為替レートも据え置き、対ドルで110円、対ユーロの円高を想定した。
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