川重の4〜6月期、最終赤字82億円 増収も航空・ロボットなど採算悪化

20190730川重決算

 川崎重工業が30日に発表した2019年4〜6月期の連結決算は、最終損益が82億円の赤字(前年同期は25億円の黒字)だった。航空宇宙システムで防衛省向け、民間向けとも伸びて増収だったが、同部門や精密機械・ロボット事業で研究開発費などが膨らみ採算悪化。前年同期は20億円の為替差益を計上したが、今回は一転して50億円の為替差損を計上したのも響いた。

 売上高は2%増の3507億円、営業利益は84%減の10億円になった。海外景気を反映しやすい精密機械・ロボットは半導体向けロボットが減少したが、建設機械向けの油圧機器が増加したため売上高は前年同期をやや上回る483億円だった。ただ好採算のロボットが減少したほか油圧機器の資材高、研究開発費の増加が利益を圧迫した。車両部門は前年同期に比べ赤字幅が拡大した。

20190730川重セグメント別

 2020年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比38%増の380億円を見込む。セグメント(事業部門)別の収益見通しも維持した。予想の前提になる為替レートも据え置き、対ドルで110円、対ユーロの円高を想定した。

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