真珠輸出の協議会、パリで商談会を初開催 見本市出展後に販路獲得

20190728真珠イメージ

 神戸真珠輸出促進協議会(神戸市中央区、会長・尾川議顕水木真珠代表取締役)は9月にフランス・パリで見本市出店に続き、同協議会としては初めて海外で商談会を開催する。現在の真珠取引の中心である香港以外にも販路を開拓する目的で、真珠の卸売業者らが2017年5月に協議会を設立。今年1月にはパリで開始した宝飾品の国際見本市に初出店し、好感触を得ていた。これを受けて実際に現地で販売し、さらに欧州で日本産真珠への関心を高める。(写真は真珠の展示イメージ=資料)

 9月6〜9日にパリで開催する宝飾品の見本市「ビジョルカ」に出店。その後、9月11〜12日に、パリの中でも流行の発信地であるマレ地区でギャラリーを借り切り、商談会を開く。見本市をきっかけに日本産の真珠に興味を持ったバイヤーらを改めて商談会に招待し、ゆっくりと商談できる機会を作る。1月の見本市には約670点、総額2200万円の真珠製品や半製品を用意したが、これを上回る規模の準備を検討している。

 協議会のコンサルタントを務めるJB&B(大阪市中央区)のフォヴェル・ジャンバティスト氏は「日本産の真珠を欧州で入手するのは難しく、素材の良さを強調すれば受け入れられるのではないか」という。そのうえ「ミキモト、タサキといった著名ブランド以外の新しいブランドの登場が待望されている」とみており、環境は悪くないようだ。

 協議会の加盟社は、世界的な不景気などを背景に「神戸から欧州への真珠の販路が途切れて20年近くになるが、上質な真珠をアピールして日本産の真珠を再認識してもらいたい」(泰豊パール商会の久野泰豊代表)、「世界に神戸ブランドを訴えて、ゆくゆくは欧州から神戸に買い付けに来てもらうための足がかりにしたい」(KDN販売の出口隆昭代表)と意気込む。

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