ビオフェルの4〜6月期、税引き益39%減 広告宣伝費、研究開発費を増額

20190723ビオフェル決算

 ビオフェルミン製薬が23日に発表した2019年4〜6月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比39%減の4億8200万円だった。主力の整腸剤分野では競合品の発売があったことなどから、夏の需要期を意識して広告宣伝費を積極的に支出したのが影響した。前期に比べて研究開発費を増額したのも、利益を圧迫した。

 売上高は4%減の27億円、営業利益は41%減の6億4300万円になった。医薬品を含めた一般用製品全体の売上高は1%増の18億円、医療用医薬品は13%減の9億1400万円と、競争激化の影響が出た。一方で、一般向けのプレゼントキャンペーンのほか、テレビCMの強化などは計画通り進んでおり、広告宣伝費を含む販管費の増加は想定通りという。

 2020年3月期の業績予想は据え置いた。税引き利益は前期比24%減の17億円を見込む。4〜6月期は減収減益だったが「おおむね想定に沿った結果」(IR担当者)で、現時点で予想の修正は必要ないとしている。

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