(動画)山陽電鉄「忍たま乱太郎」電車の出発式 作者・尼子騒兵衛さんも出席

(2019/07/19 22:10 更新)



 山陽電気鉄道は19日午前、同日から運転を始める人気アニメ「忍たま乱太郎」をデザインした電車の出発式を山陽姫路駅(姫路市)で開催した。式典にはアニメ化した原作のマンガ「落第忍者乱太郎」の作者である尼子騒兵衛さんも出席。尼子さんは「ラッピング(装飾)電車は、あこがれだった」などと話し、電車の運行をよろこんだ。電車は9月8日まで運転し、姫路~神戸三宮などの各駅停車に投入する。

 山陽電鉄の吉田育朗専務は式典であいさつし、同社が阪神電気鉄道と相互乗り入れして梅田(大阪市北区)まで直通運転していることを踏まえ、「尼子騒兵衛先生が阪神沿線の尼崎在住であることに加え、作品の中には『兵庫水軍』や『夢前』といった当社沿線ゆかりの地名も出てくる。これも何かの縁ではないか」と話した。式典には日本放送協会(NHK)の伊藤綱太郎・神戸放送局長も出席した。

 昨年の8月中旬から実施したキャンペーン「さくらとおでかけ山陽電車」よりもスタートの時期を早め、小中学生の夏休みと重なるように時期を設定した。昨年は梅田までの直通特急に装飾電車を投入したが、今回は普通に投入することで装飾電車が自社路線を走行する時間を長くする。停まる駅が多いことで、ゆっくりと電車を楽しめるメリットもあるという。

 9月8日まで実施するスタンプラリーは板宿(2カ所)、山陽垂水、山陽明石、飾磨、山陽姫路と5駅6カ所にスタンプを設置。先着1万人にオリジナルグッズを配布する予定だ。期間の長さや昨年の実績などを勘案して、準備するグッズの数を決めた。

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