兵庫県、2年8カ月ぶり30年債の利回り0.446% 100億円・機関投資家向け
- 2019/07/18
- 10:58
兵庫県は18日、30年物の公募地方債「兵庫県第4回30年公募公債」の発行条件を決めた。表面利率は0.446%、発行価格は100円(応募者利回りは0.446%)、発行額は100億円とした。30年物国債第63回債(2019年6月20日償還)に対する上乗せ幅(スプレッド)は0.08%になった。
29日に発行し、2049年6月18日に全額を一括償還する。利払い日は毎年6月20日と12月20日。機関投資家向けに販売し、SMBC日興証券(事務)、野村証券、BNPパリバ証券の3社が共同で主幹事を務めた。
兵庫県が満期一括償還の30年債を発行するのは2016年11月30日以来およそ2年8カ月ぶり。市場金利の低下による資金運用の需要増などを受けて、スプレッドも当時の0.13%から縮小した。今回の主幹事は0.08%、0.09%と2本のスプレッドを提示して投資家の需要調査を始めたもようだが、0.08%に決まったことで引き続き地方債への堅調な需要がうかがえる。
29日に発行し、2049年6月18日に全額を一括償還する。利払い日は毎年6月20日と12月20日。機関投資家向けに販売し、SMBC日興証券(事務)、野村証券、BNPパリバ証券の3社が共同で主幹事を務めた。
兵庫県が満期一括償還の30年債を発行するのは2016年11月30日以来およそ2年8カ月ぶり。市場金利の低下による資金運用の需要増などを受けて、スプレッドも当時の0.13%から縮小した。今回の主幹事は0.08%、0.09%と2本のスプレッドを提示して投資家の需要調査を始めたもようだが、0.08%に決まったことで引き続き地方債への堅調な需要がうかがえる。
午前9時37分に募集を開始。主幹事が完売を確認した後、値引き販売がなかったことを確認する「均一価格リリース」を午前9時39分に宣言した。現在は流通市場での取引に移行し、自由な価格で売買できる。
- 関連記事
-
- 神戸市、次回超長期債は9月にも起債 20年債・30年債を計画、5年債も (2019/08/08)
- 神戸市の18年度、一般会計20億4000万円の黒字 市債残高は3年連続で増加 (2019/08/07)
- 兵庫県、2年8カ月ぶり30年債の利回り0.446% 100億円・機関投資家向け (2019/07/18)
- 兵庫県、定時償還30年債の利率0.374%・100円 150億円・機関投資家向け (2019/07/11)
- 兵庫県、防災「3カ年緊急対策」の延長など求める 20年度・国の予算 (2019/07/09)
広告
chevron_left
上場企業の4〜6月期決算、中国景気減速の影響など焦点に 天候不順にも注目か home
旧六甲山ホテル「六甲山サイレンスリゾート」が開業式典 20日からレストランなど
chevron_right