フジッコ、中華総菜「四陸」のフーズパレット買収 売上高23億円

20190716フジッコ本社

 フジッコは16日、首都圏・近畿圏の百貨店を中心に「四陸(フォールー)」などの中華総菜店を展開するフーズパレット(神戸市中央区)を買収すると発表した。フーズパレットのブランドや中華総菜の品ぞろえが、フジッコの販路や商品の開発体制などと相乗効果を生むと判断した。買収額などは開示していないが、2020年3月期の「連結業績への影響は軽微」としている。(写真は神戸市中央区のフジッコ本社=資料)

 フジッコはフーズパレットの株主3人から全株式を取得する。すでに6月27日に株式譲渡契約を結んだ。8月1日に株式の受け渡しが完了する予定だ。

 フーズパレットは1952年に「吉野商店」として神戸市生田区(現在の中央区)で創業。60年に株式会社の「神商」を設立し、89年に神戸市中央区のポートアイランドにセントラルキッチンが完成した。2003年に会社名を「フーズパレット」に変更。現在は「四陸」のほか「チャイナチューボー」などを展開する。19年3月期の売上高は23億3400万円だった。

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