ノーリツの今期、純利益81%減に下方修正 取り替え需要減で上期最終赤字に

20190710ノーリツグラフ

 ノーリツは10日、2019年12月期の連結純利益が前期比81%減の11億円になりそうだと発表した。従来予想の38億円から下方修正し、減益幅が拡大する。国内で温水機器の取り替え需要が、暖冬の影響などから大幅に減少していることが主因。さらに中国の景気減速の影響もあり、売上高が当初の想定を下回る見込みになったのが利益にも響く。1〜6月期は8億円の最終赤字(前年同期は8億9800万円の黒字)になった。

 通期の売上高は前期比3%減の2030億円、営業利益は69%減の15億円を見込む。従来予想の2145億円、15億円から一転して減収減益になる。国内で温水機器の取り替え需要は、温水空調分野の7割を占める主力事業とあって、収益への影響も出やすい。米中貿易摩擦の影響で、中国景気も不透明だ。

 ただ現時点で、今期の配当計画は据え置いている。業績予想の修正と同時にノーリツは株主への利益配分の方針について発表。配当金と自社株買いの総額である「総還元額」を連結純利益の50%以上にするという「総還元性向」は、今期に限り期初予想の純利益38億円に対して適用する。従って今期の株主への分配額は総額19億円以上と、純利益を上回る計算になる。

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