ドーン、クラウド伸び今期税引き益3%増に 3期連続で増配計画

20190708ドーン決算グラフ

 GIS(地理情報システム)ソフト開発のドーンは8日、2020年5月期の単独の税引き利益が前期比3%増の1億6000万円になりそうだと発表した。「NET119緊急通報システム」などクラウドサービスの新規契約が今期も順調に伸びる見通し。増収が今期の増益にもつながる。年間配当は8円50銭(中間なし)と、前期に比べ1円増やす計画だ。3期連続の増配になる。

 売上高は前期比10%増の9億8000万円、営業利益は10%増の2億2000万円になる見通し。クラウド型のサービスが増加したことで毎月のサービス利用料収入が増え、収支は安定しやすくなったという。今期は営業やサポート体制の強化で販管費の増加が見込まれるが、増収効果で吸収する。

 同時に発表した19年5月期の連結決算は、税引き利益が前の期に比べ37%増の1億5600万円だった。クラウドサービスの契約数が伸びて、初期構築にかかる売上高やサービス利用料収入が増えたのが寄与した。売上高は7%増の8億9300万円、営業利益は23%増の2億円だった。

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