16年度の神戸市実質GDP0.4%増 名目6兆4595億円

 神戸市は5日、2016年度の市内総生産(GDP)は物価変動の影響を除いた実質値で前の年に比べ0.4%増だったと発表した。4年連続でプラス成長だったが、15年の1.9%増や14年の1.7%増に比べて伸び率は小さく、景気は減速していたことが示された。16年は個人消費や政府・自治体による支出が減少したが、在庫増などを含む総資本形成が増加した。

 16年の神戸市名目GDPは6兆4595億円だった。前の年の名目値と比較すると0.4%増だった。生産側からみると、建設業のほか製造業のうち食料品や輸送用機器などの寄与が大きかったという。

 2016年はリオデジャネイロ五輪・パラリンピックが開かれ、国内では伊勢志摩サミット開催。日銀は民間銀行の日銀当座預金にある超過準備にマイナスの金利を付ける「マイナス金利政策」を導入した。神戸では7カ国(G7)保健相会合などが開かれた。

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