みなと銀、兵庫県内98店鋪を「ひょうご認知症サポート店」に登録

20190702認知症サポート店

 関西みらいフィナンシャルグループ傘下のみなと銀行は1日、兵庫県内の98店舗を「ひょうご認知症サポート店」として兵庫県に登録したと発表した。各店舗では認知症に対する正しい知識を持ち、家族や当事者を支援する「認知症サポーター」を窓口に配置し、より安心して店舗を利用できるようにする。店舗には認知症サポート店を示すステッカー(図=兵庫県のホームページより)を掲示する。

 みなと銀は2010年後から専門知識を持つ講師による「認知症サポーター養成講座」を随時実施し、現在は906人の認知症サポーターを抱える。さらに15年8月から順次、兵庫県や神戸市など自治体と高齢者の見守りについて協定などを締結し、全店舗で見守り活動を実施。日常業務の中などで、異変に気づいたときは速やかに行政など関係機関に連絡している。

 兵庫県内で12年に約19万人と推計された認知症患者数は、25年に30万人を超えるとの予想があるという。認知症に正しい知識を持つ窓口担当者らと接することで、高齢者も安心して銀行を利用できるようにする。安心や安全を通じて、一段と地域への浸透し、地域金融機関としてより幅広い顧客層の獲得などにつなげたい考えとみられる。

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