家次神商会頭、神戸空港「こちら側のインフラ整備も議論進める必要」

20190701神戸空港ターミナル

 神戸商工会議所の家次恒会頭は1日の定例記者会見で、神戸空港について「これからも規制緩和を求めていくが、それを実現するための、こちら側、神戸側のインフラ整備の議論も進めていく必要がある」と述べ、神戸空港へのアクセス動線を強化する必要性を改めて強調した。「いまはポートライナーだけで(将来的に)輸送量が足りないとされているが、神戸空港の強みは新幹線の駅への距離が最も近いことなので、そこへのアクセスをどう考えるのかというのが非常に大事」と語った。(写真は神戸空港のターミナルビル)

 神戸空港を巡っては、5月11日に開いた関西3空港懇談会で、最大発着便数を1日60便から80便に増やし、運用時間を1時間延長することで合意していた。今回は関西3空港懇談会後で、初の家次氏の定例記者会見になった。記者会見の冒頭で家次氏は、2006年に神戸空港が開港してから初めて運用制限が緩和されたことに対する、謝辞を述べた。

 一方で、関西全体の航空事情として家次氏は「滑走路の数を見たら関空は2つ、神戸は1つ、伊丹(大阪国際空港)は1つ半ぐらいということで、圧倒的に少ない」という。さらに「このうち、いくつかは運用が制限されているが、今後はどう有効活用するかが大事な問題」と指摘した。「東京の羽田がどんどん広げていて、成田もどうだと言っているし、中部のセントレアも次の滑走路という話をしている。(このままでは)日本の中での地域間競争でも関西が劣勢になる可能性がなくはない」と話し、航空交通インフラ整備の遅れに対する危機感を表した。

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