天然ガスからガソリン、川重など世界最大のプラント建設 トルクメニスタンで

20190628トルクメニスタン川重プラント

 川崎重工業は28日、天然ガスからガソリンを合成する世界最大のプラント(写真=川重提供)がトルクメニスタンで完成したと発表した。同プラントは、トルクメニスタンの国営公社トルクメンガスから、川重とトルコの建設会社であるルネッサンス(アンカラ)の2社で構成する共同事業体が受注。年間60万トンの高品質なガソリンを生産する世界で唯一の施設だ。重金属を組まず、各国の厳しい環境規制に対応する。

 共同事業体では川重がリーダーを務め、建設事業の全体統括、エンジニアリング、機器の調達や輸送を担当した。ルネサンスには配管など主に建設事業を任せた。事業には現地に情報網を持つ双日の協力を得た。建設した場所は、首都アシュガバード市の北部オバダンデペ地区。

 デンマークの触媒メーカーであるトプソーの最新技術を採用し、100%化学合成のガソリンを作る。重金属などを含まず、燃焼時に有害物質が出ない。硫黄分など不純物も少ないことから、環境規制にも対応する。

 トルクメニスタンは天然ガスの埋蔵量が世界4位の資源国だ。天然ガスをガソリンに転換するプラントは、資源の高付加価値化に寄与するとして同国政府の期待が大きい。さらに同規模のプラントを増設する政府の意向もあるという。川重は今回のノウハウを生かし、引き続きトルクメニスタンのプロジェクトに積極的に関わりたい考えだ。

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