兵庫区役所の新庁舎、8月13日に利用開始 湊川公園もリニューアルへ
- 2019/06/28
- 00:05
神戸市は27日、兵庫区役所の新庁舎(完成予想図=神戸市提供)の利用を8月13日に開始すると発表した。7月28日に完成記念式典を開催する。現在使われている区役所の中で最も古く、手狭でバリアフリー対応などにも課題があった庁舎を立て替えた。同庁舎の2階には、音響・照明などの設備を備えた区民ホール「みなとがわホール」を整備。あわせてホールの利用も開始する。新庁舎の完成に合わせて隣接する兵庫消防署の建設と、湊川公園のリニューアルにも着手する。
兵庫区役所は地上9階、地下1階。延べ床面積のうち区役所専用分は約9800平方メートルと、従来に比べて約51%広くなる。2階のホールは360席。6階には「おやこふらっとひろば兵庫」を開設する。神戸市で初めて子育てに関する専門知識を持つ担当者が常駐し、親子が気軽に立ち寄れる場所になる。地下1階につながる湊川地下道は、導光板を設置して明るくリニューアルする。
7月28日実施する完成記念式典は午前10時からの市長らによるテープカットなどに続き、午前10時40分からは、区民ホールのこけら落とし公演「みなとがわ寄席」に神戸ゆかりの落語家と神戸・清盛隊が登場する。午後は、兵庫区内の26団体がそれぞれの出し物を披露する「みなとがわホールオープニングステージ」を開催する。
新庁舎の完成で、今後は湊川公園のリニューアルに移る。2019年度内には、子供向けの遊び場「ふわふわドーム」を設置。常設の屋根も付けて、ふわふわドームの空気を抜けば屋根付きのイベント用ステージが組み立てられるようにする。20年度には幼児を対象とした総合遊具や、ボルダリングもできる壁型の健康器具の設置、パークタウン側のスロープ設置などを計画している。
建て替える兵庫消防署は荒田公園内の仮庁舎に移転する。21年に完成予定だ。
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