兵庫県議会が閉幕 井戸知事「観光本部中心に新たな観光戦略を策定」

 兵庫県議会の第344回定例会が25日午前、閉幕した。あいさつした井戸敏三知事は、新たな地域創生戦略の作成や、さらなる災害対策、子育て環境の整備などを進める方針を改めて示した。さらに2021年のワールドマスターズゲームズ関西や、25年の大阪・関西万博などで「関西・兵庫に注目が集まるこの機をとらえ、DMO(観光による地域づくり組織)化をめざす兵庫観光本部を中心に、新たな観光戦略を策定し、さらなる誘客促進をはかります」と強調した。

 このほか井戸氏は、今回の県議会で県庁舎等再整備協議会の設置が決まったことについて「議場を含む県庁舎等の再整備について、県議会におかれても本格的にご議論いただくことになります」と言及。「今後とも緊密な連携をはかりながら、基本計画の策定を進めていまいります」と話した。

 今回の県議会では、知事提案の15議案、議員提案の4議案についていずれも原案通り可決・同意した。一方で、国に対して消費税率引き上げの中止を促す意見書を提出するよう求めた請願は、不採択になった。

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