神戸電鉄、親和女子大と地域活性化で連携協定 沿線ハイキングを共同企画など

20190624神戸電鉄本社

 神戸電鉄は、神戸親和女子大学(神戸市北区)と地域の文化振興や人材育成などの地域活性化について連携協定を結んだと発表した。神戸電鉄のターミナルである鈴蘭台に本部を置く大学との連携で、同社の事業に若い世代の視点を取り込み、沿線のさらなる活性化につなげる。親和女子大は、学生や教員による地域貢献の範囲を神戸電鉄沿線に拡大することで、教育・研究活動を充実させる。(写真は神戸市兵庫区の神戸電鉄本社=資料)

 親和女子大が人材育成プログラムなどを企画立案する際に、神戸電鉄の施設や事業を積極的に活用。両者が持つ教育資源、経営資源を出し合うことで、より魅力のあるプログラムにする。神戸電鉄は沿線で開催するイベントなどに、学生や子育て世代など若い世代の視点を生かす。協定は6月20日付で結んだ。

 12月には親和女子大の学生と共同で企画する沿線ハイキングの第1弾を予定する。神戸電鉄が管理運営する北神戸田園スポーツ公園では、親和女子大の体育教室も開催する計画だ。このほか学生と神戸電鉄の若手社員が共同で沿線の新たな魅力を探る「フィールドスタディプロジェクト」や、神戸電鉄で実施するインターンシップ(就業体験)で親和女子大の学生受け入れなどが考えられているという。

 親和女子大は、親和女子高等学校などを運営する親和学園(神戸市灘区)が1966年に開設した。文学部と発達教育学部に約1700人の学生が在籍、発達教育学部の通信教育部に約500人が在籍する。

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