UCC、歴代の缶デザイン復刻 69年発売「ミルクコーヒー」50周年で
- 2019/06/24
- 18:39
UCCホールディングス(神戸市中央区)の中核事業会社であるコーヒー大手のUCC上島珈琲は24日、「UCCミルクコーヒー」の歴代の缶のデザイン4種類を、数量限定で復刻すると発表した。世界初の缶コーヒーとして誕生してから今年で50周年になるのを記念して、1969年の発売から現在までの歴史を缶のデザインで振り返る。7月1日から販売する。
UCCミルクコーヒーは創業者、上島忠雄の創業精神「いつでも、どこでも、一人でも多くの人に美味しいコーヒーを届けたい」という思いを具体化する商品として開発。発売翌年である70年の日本万国博覧会(大阪万博)をきっかけに全国で大ヒットし、幅広い世代で親しまれる飲料になった。昨年7月には缶コーヒーの最長寿ブランドとして、ギネスブックの認定も受けた。
コーヒー色、白、赤の3色を基調にしたデザインは変わらないが、ロゴの書体や大きさなど、さまざまな変遷(へんせん)があり、現在の缶は10代目のデザインだ。今回、復活させるのは初代のほか、78年発売の2代目、93年発売の5代目、2003年発売の8代目という4種類。(写真左から=UCC上島珈琲提供)
全国のコンビニエンスストアやスーパーなど、全販売チャネルで流通させる計画。1本の内容量は通常通り250グラムで、中身の味はいずれも現行品と同じだ。店舗で購入するごとに、異なる缶のデザインを楽しめそうだ。メーカー希望希望小売価格も税別115円と現行品と同じ。
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