神戸都心〜港湾部の連節バス、本運行も神姫バスが担当 21年4月から
- 2019/06/10
- 21:15
神戸市は10日、2021年4月から予定している三宮など都心とウォーターフロント(旧港湾部)を循環する新たな公共交通機関の運行を、神姫バスが担当することに決まったと発表した。19年、20年も事前(プレ)運行として連節バスなどを運行する。神戸市は神姫バスと今後、プレ運行や本運行に向けた詳細な運行計画を立てる。
神戸市は市街地の回遊性向上を目的に、17年、18年と2回に分けて、連節バスを運転する社会実験を実施(写真)。社会実験も神姫バスが担当していた。効果を確認できたとして神戸市が本運行する会社を募集したところ、神姫バスだけが応募。有識者らによる選定委員会で審査したうえで、同社に最終決定した。
神戸市によると、神姫バスは旧港湾部向けのバスに、新神戸駅、三宮駅、神戸駅の3カ所で乗れて、シティー・ループやレンタル自転車「コベリン」との乗り換えもしやすいルートを設定することを提案。連節バスに加え、屋根のない2階建てバス「スカイバス」や、観光用の特別車両を投入して、バスの乗車自体を楽しめるようにしたい考えという。
運行会社の決定に向けては、4月19日に応募申し込み書を締め切り、5月31日を企画提案書の提出期限とした。選定委員会による審査は6月5日に開催して最終決定した。
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