広田アシックス社長、期間中の売上高200億円超目標に 東京五輪・パラリンピック
- 2019/06/10
- 14:36
アシックスの広田康人社長COO(写真)は同社のスポーツ工学研究所(神戸市西区)で10日に開いた機関投資家向けの説明会で、同社がゴールドスポンサーになっている2020年の東京五輪・パラリンピック期間中の売上高で「200億円超」をめざすと強調した。2012年に開催したロンドン五輪・パラリンピックのゴールドスポンサーだった独アディダスが、期間中に約200億円の売上高を計上したことから「少なくとも、それ以上の数字は考えたい」と語った。
広田氏は五輪開催前の「今秋に開催されるラグビー・ワールドカップでもオーストラリアと南アフリカのチームをサポートしている」といい、「これが大きなイベントの際に、どういったお客様の行動やニーズが生まれるかということの試金石になる」と話した。そのうえで来年の五輪・パラリンピックについて「オリンピックを『東京ごと』にせず、日本中が盛り上がってスポーツに対する関心が高まる機会にしたい」と力を入れた。
足元の業績について広田氏は「地域によってばらつきはある」としながらも、「現在の状況では、今期の目標は達成できるかと思う」との見通しを話した。
- 関連記事
-
- ロック・フィールド、5月の既存店売上高0.3%増 2カ月連続で前年比増 (2019/06/11)
- アシックス、「METARIDE」で米国復調を強調 初の機関投資家向け事業説明会 (2019/06/10)
- 広田アシックス社長、期間中の売上高200億円超目標に 東京五輪・パラリンピック (2019/06/10)
- 川重の「LNG発電船」、船級協会が設計基本承認 海上などで発電 (2019/06/09)
- 野菜たくさん、健康志向のスナック UHA味覚糖「ケンミン焼ビーフンのまんま」 (2019/06/09)
広告
chevron_left
ロック・フィールド株が値下がり率8位 今期の最終減益予想で4カ月ぶり安値 home
神戸の国際会議での「お楽しみ」 国際リハビリ医学会で人気スイーツ提供
chevron_right