広田アシックス社長、期間中の売上高200億円超目標に 東京五輪・パラリンピック

20190610広田アシックス社長

 アシックスの広田康人社長COO(写真)は同社のスポーツ工学研究所(神戸市西区)で10日に開いた機関投資家向けの説明会で、同社がゴールドスポンサーになっている2020年の東京五輪・パラリンピック期間中の売上高で「200億円超」をめざすと強調した。2012年に開催したロンドン五輪・パラリンピックのゴールドスポンサーだった独アディダスが、期間中に約200億円の売上高を計上したことから「少なくとも、それ以上の数字は考えたい」と語った。

 広田氏は五輪開催前の「今秋に開催されるラグビー・ワールドカップでもオーストラリアと南アフリカのチームをサポートしている」といい、「これが大きなイベントの際に、どういったお客様の行動やニーズが生まれるかということの試金石になる」と話した。そのうえで来年の五輪・パラリンピックについて「オリンピックを『東京ごと』にせず、日本中が盛り上がってスポーツに対する関心が高まる機会にしたい」と力を入れた。

 足元の業績について広田氏は「地域によってばらつきはある」としながらも、「現在の状況では、今期の目標は達成できるかと思う」との見通しを話した。

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