神戸の国際会議での「お楽しみ」 国際リハビリ医学会で人気スイーツ提供

20190610スイーツ提供

 9日に神戸市内で開幕した第13回国際リハビリテーション医学会世界会議(ISPRM2019)では、神戸を中心に店を構えるパティシエ(洋菓子職人)の8人で構成する「ORIGINE KOBE(オリジンコウベ)」が10〜15日に合計3000個のケーキなどスイーツを学会参加者に提供する。初日の10日にはパティスリー・モンプリュ(神戸市中央区)の林周平シェフ(写真左)と、マ・ビッシュ(芦屋市)の村田博シェフ(写真右)が来場者を出迎えた。

 スイーツは、学会や国際会議を誘致する神戸観光局の神戸コンベンションビューローが学会主催者の求めに応じて手配。今回の参加者は、学会に併催するリハビリ機器などの展示会で、企業の展示ブースを回って3カ所のスタンプを集めるごとに、1個のスイーツを受け取れる。すべて神戸限定の人気スイーツとあって、神戸観光局は神戸で会議を開催するメリットの1つになっているとみている。

 11日以降にはコンパルティール・ヴァロール(神戸市中央区)、ラヴニュー(同)、パティスリー・アキト(同)、パティスリー ・ラトリエ・ドゥ・マッサ(神戸市東灘区)もスイーツの提供を分担する予定だ。スイーツはすべて、主催者の買い取りになる。

 学会や国際会議へのスイーツの提供は、大規模な会議を中心に2009年ごろから始まった。「女性の参加者が多い国際会議などでスイーツ提供の依頼が多い」(神戸コンベンションビューロー)という。会議や学会の直後に東京などからお店に直接、まとまった数の「お取り寄せ」の注文が入るケースもある。12日からは日本リハビリテーション医学会学術集会も同時開催し、合計の参加者は1万人規模になる見通しだ。参加者の多い学会だけに発信力の高さが期待されそうだ。

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