久元神戸市長、三宮再開発「日本代表する都市に高層ビルなしは考えられず」

20190608バスターミナル

 神戸市の久元喜造市長は8日午後に開いた「ネットモニターとの対話フォーラム」で、三宮再開発について「神戸は150万人の日本を代表する大都市で、その玄関口である三宮では、高層ビルを建てずに再開発するというのは、まず考えられない」と述べ、再開発をきっかけとした新たな商業施設やオフィスビル、文化施設などの整備が必要との見方を強調した。久元氏は、神戸市が三宮で新たに整備するバスターミナルを高層ビルにする必要があるのか、とのネットモニターとして参加した住民の質問に答えた。(図はバスターミナルの完成予想図=神戸市の発表資料より)

 そのうえで「三宮駅の周囲だいたい350メートルには、新たにマンション(住宅)を作らせない、商業・業務機能に純化するという考え方を新たに取り入れることにした」「こういう考え方を取り入れたのは横浜の神戸だけで、6月の終わりに始まる議会に必要な条例を提案する」と、神戸市が現在進めている都心の土地利用誘導策について説明。「神戸を大阪のベッドタウンにはしたくない」との方針に基づく施策であることを語った。

 一方で、高層タワーマンションについて久元氏は「地域コミュニティに、あまり良い影響を与えないということもある」と話し、建設を抑制する姿勢であることを改めて説明した。今回の対話フォーラムでは、北神急行電鉄の買収による運賃引き下げや、西神中央の活性化などを通じて、人口減少が目立つ西区や北区に人口を誘導していることも紹介。三宮周辺への人口集中を加速するタワーマンションの建設には、否定的な見方を改めて示した。

 ネットモニターは神戸市の施策について、ネットを通じた神戸市のアンケートなどに応じると登録した住民。6月1日時点で5453人が登録しており、8日の対話フォーラムには約50人が参加した。

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