神戸新交通、車両特別点検でATO異常なし確認 駅への係員配置は当面継続

 神戸新交通は7日、横浜市の新交通システム「シーサイドライン」で1日に発生した事故を受けて、神戸新交通が運行する車両の特別点検を実施したところ、全列車で異常がなかったことを確認したと発表した。点検は3〜6日に実施。ポートライナーの全19編成と、六甲ライナーの全12編成で、自動列車運転装置(ATO)の車上装置を点検した。

 シーサイドラインでは、始発駅である新杉田駅(横浜市磯子区)本来の進行方向とは逆向きに走り出し、車止めに車両が衝突した。このため駅に車止めがあるポートライナーの三宮、神戸空港、六甲ライナーの住吉には3日から係員を配置。この措置は当面、継続して緊急時に備える。

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