シスメックスの検査機器、世界反ドーピング機関の世界30施設が採用

 シスメックスは3日、世界反ドーピング機関(WADA)が認定または承認する世界30カ所の分析機関が、一斉にシスメックスの血液検査機器を採用することを決めたと発表した。五輪やツール・ド・フランスといったさまざまな国際競技大会の開催にあわせ、6月上旬から各分析機関に順次導入する。WADAは、シスメックスの機材の測定精度の高さに加え、高い測定精度を維持するための保守・管理のサービスが整っている点を評価した。

 導入するのは「多項目自動血球分析装置」の「XN-1000」という機種。シスメックスの旗艦モデルだ。最近のドーピング検査で血液や尿から薬物やタンパク質などを検出するのではなく、選手の血液と尿の変化を時間をおいて観察してドーピングの有無を調べる。このため、世界各地で検査精度を維持する必要があるという。

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