久元神戸市長「東京のマスメディアは地方をないがしろか」 止まらぬ一極集中

20190531久元神戸市長

 神戸市の久元喜造市長(写真=神戸市が配信した動画より)は30日の定例記者会見で、東京一極集中が止まらないことについて記者の質問に答え、「いろいろな要因がある」と断ったうえで、「東京発の情報がどんどん増え続けていて、地方は東京のマスメディアから、ないがしろにされているのではないか」と話し、メディアの東京への集中に疑問を投げかけた。東京一極集中は「政府だけに責任を帰属させることが難しい問題」との見方を示した。

 そのうえで「経済界、特に東京のマスメディアのみなさんにぜひ考えてもらいたい」と強調した。神戸市の人口が川崎市の人口を下回ったことについても、相次ぐタワーマンションの建設で「特に人口が増加している中原区武蔵小杉は、多摩川をはさんで対岸が東京区部」と説明。「一極集中の1つの表れ」だと分析した。

 久元氏は昨年10月23日付で、同氏のブログに「NHKニュース『渋谷1分天気』は悲しい。」と題した文章を掲載。NHKが放送センターを置く東京都渋谷区の光景と空模様について毎朝、全国放送することについて「見え隠れするのは、過度な東京中心の発想です」と指摘していた。「東京一極集中の背景に、メディアの一極集中があることはかねてより指摘されてきました」とも。

 ほどなくNHKは「渋谷1分天気」のコーナーを名称変更したが、久元氏の文章が影響したかは明らかでない。

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