摩耶山の夜景が「クールジャパン」に 外国人の視線で審査

20190529摩耶山

 一般社団法人のクールジャパン協議会(京都市上京区)は、主催する「COOL JAPAN AWARD 2019」の53件を発表。今回から追加した「National Park(国立公園)部門」では、瀬戸内海国立公園に含まれるとして「摩耶山の夜景」(写真=神戸市提供)を、外国人の視線でかっこいいとする「クールジャパン」に認定した。訪日客向けの観光需要の喚起などに役立ちそうだ。

 「COOL JAPAN AWARD 2019」は3月1日に応募受付を開始し、307件の応募があった。これを北米、欧州、オセアニア、南米アジアと出身地域別にバランスを取った外国人100人が「クールかどうか」の観点で審査した。購入できる製品のほか、伝統文化、観光名所など幅広い物事を審査の対象にしている。これまで2015年、17年に審査を実施しており、今回が3回目だ。

 摩耶山の夜景と同じNational Park部門では、尾瀬ケ原(群馬県)、屋久杉ランド(鹿児島県屋久島町)などが受賞した。一般部門では夕張メロン、渋谷スクランブル交差点、ウォシュレットトイレ、松坂牛の牛銀(三重県松坂市)、保津川下り、鳥飼酒造(熊本県人吉市)の日本酒なども認定を受けた。表彰式は27日に京都市内で開催した。

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