コープこうべ、「コープでんき」伸び前期剰余金48%増 今期は減益に

20190528コープこうべ決算

 生活協同組合で国内2位のコープこうべが28日に発表した2019年3月期の連結決算は、純利益に相当する剰余金が前の期に比べ48%増の11億円だった。宅配の訪問件数や利用率が伸びたほか、電力事業「コープでんき」の加入件数が好調に推移し、増収効果で増益になった。店舗販売の減少を補った。店舗販売は猛暑もあって7〜9月には堅調に推移したが、11月以降に目立って減速したという。

 売上高に相当する供給高は1%増の2440億円だった。事業分野別の供給高は店舗事業が1%減の1294億円、宅配事業が1%増の1095億円、電力事業は12%増の29億円だった。3月末時点の組合員数は170万1645人と、170万人の節目を突破。世帯加入率は50.0%になった。営業利益に相当する供給事業剰余金は23%増の18億円だった。

 20年3月期の事業計画は剰余金が31%減の7億5400万円を見込む。10月1日に実施する消費税率の引き上げ、軽減税率への対応などでシステム対応に費用が膨らむ。一方で電力事業の供給高は35億円に伸ばす。供給高は1%増の2465億円、供給事業剰余金は14%減の16億円になる見通し。

 神戸市東灘区の同生協の施設で同日に記者会見した木田克也組合長理事(写真中)は「今年度は2021年の100周年に向け、事業と活動、店舗と宅配といった『垣根』を取り払うことで経営効率をより改善したい」と話した。昨年秋から減速した店舗販売は、足元でほぼ前年並みに回復しているという。

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