名称「富岳」に決定 理研、スーパーコンピューター「京」の後継機

20190523富岳

 理化学研究所は23日、計算科学研究センター(神戸市中央区)で2021年の運用開始をめざすスーパーコンピューター「京」の後継機について、名称を「富岳」にすると発表した。理研の松本紘理事長(写真=理研が神戸市内で公開した動画より)が東京都内で記者会見して発表した。富岳は富士山の異名で、富士山の高さで後継機の高い性能を表した。さらに富士山のすそ野の広さから、幅広い利用者に使ってもらいたいとの思いも込めた。

 理研は2月15日〜4月8日に名称を一般公募。松本氏は「5000件超と多くの応募があり、国民の期待が大きいと重く受け止めている」と話した。富士山は海外での知名度も高く、日本のコンピューターとすぐに分かる点も新名称に「富岳」を選んだ理由という。新名称は有識者による委員会で選び、22日に開いた理事会で決定した。

 応募件数は5181件で、このうち無記名などで59件が無効になったという。複数の人が同じ名称での応募したケースもあり、候補になったのは2487件。最も応募が多かった名称の候補は、京の1000倍を示す「垓(がい)」だった。次に多かったのは「雅(みやび)」で、3番目は「極(ごく)」だった。

 現行の「京」は8月中旬で運用終了を予定する。すでに後継機「富岳」の開発は進んでおり、計算科学研究センターでは建設に向けた準備も始まっている。理研は今後「富岳」のイメージに合うロゴマークも製作する予定としている。

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