トーホー「菌床しいたけ」、グループ初の有機JASマーク 安全性示す認証

20190517トーホー菌床しいたけ

 トーホーは17日、同社が栽培する「菌床しいたけ」が「有機JASマーク」の認証を受けたと発表した。国の規格に基づいて、化学的に合成した肥料や農薬を使っていないオーガニック(有機)野菜として第三者機関が確認したことを示す。同社グループの農産物で有機JASマークを取得し他のは初めて。食品の安全性などを、よりアピールできるようになる。

 同社や、子会社のトーホーファームでは、新鮮で安全な農産物を提供することを目的に農産物を栽培。現在は神戸市西区神出町を中心に露地栽培、ハウスの合計で約700アールの耕地がある。収穫した野菜は、主にグループの食品スーパーであるトーホーストアで、「かんで野菜」のブランドで販売している。

 さらに安全性を担保する一環で、兵庫県の規格による「ひょうご安心ブランド」の認証取得に2010年から取り組んできた。これまで同認証では根菜類や葉物野菜など、野菜を中心に13品で認証を取得。その取り組みを延長することで「菌床しいたけ」が、一段と難易度の高い国の認証を獲得できた形だ。

 「菌床しいたけ」は神戸市内を中心としたトーホーストアで販売している。トーホーでは引き続き、消費者が安心して購入できる、安全性の高い野菜の供給を強化する考えとしている。

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