佐山スカイマーク会長、神戸空港「増えた枠は全部いただきたいくらい」

20190514ヴィッセルジェット内部

 スカイマークの佐山展生会長(写真の前列左)は13日、神戸空港で記者団の取材に応じ、関西3空港懇談会で神戸空港の発着枠を増やすことで合意したことについて「可能ならば増えた枠は全部いただきたいくらい」と述べ、神戸空港を発着する便を増やしたい意向を改めて表明した。スカイマークは今期、新たに2機を導入して航空機を増備することもあり、神戸空港には「最大限の対応をする」という。

 合意した発着枠の増枠分は20便(10往復分)で、運用時間の延長は1時間だが、佐山氏は「一歩踏み出すことが重要だ」と評価。一方で、神戸空港の増枠分をスカイマークに割り当てても、現在は羽田空港の発着枠が足りず、ただちに神戸〜羽田便を増便できないことも説明。需要が多く混雑が目立つ神戸〜羽田便には「羽田の枠を適正に配分してほしい」と求めた。

 一方、神戸空港へのアクセスについては「神戸空港を新神戸駅に直結させることも、活性化にとっては重要」と指摘。京都府などの新幹線沿線に住む人で、いままで関西の空港から飛行機を利用しなかった旅客が国内各地に移動する際に、神戸空港を利用するようになるだろうとの展望も述べた。(写真は13日に神戸空港でお披露目したヴィッセルジェットの内部=スカイマーク提供)

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