井戸兵庫知事、関西3空港懇談会「こういう時は満額と言っちゃいけない」

20190511井戸知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真)は、大阪市内で11日に開いた関西3空港懇談会の終了後に記者団の取材に応じ、今回の結果について「不十分な点はあるけれど基本方向としては評価する」との意向を表明した。今回の関西3空港懇談会で取りまとめた文書などについて、満額回答だったのかという記者の質問には「こういう時は満額と言っちゃいけない」と笑いを誘いながらも、神戸空港の運用規制緩和について引き続き求めていく姿勢を示した。

 井戸氏は神戸空港の運用時間について、かねて3時間延長などを主張していた。ただ1時間の延長で合意したことについては、1時間の延長でも「大きい」と述べて利便性の向上を歓迎した。神戸空港に午後10時45分に到着するには羽田空港を出発するのが午後9時半ごろ。「これまで出られなかったパーティーにも出られる」と話していた。

 神戸空港の国際線就航をいつごろに期待するか、との記者の質問には「臨時便を2021年に」と述べ、とりまとめ文書で示した「中期」のうち最も早い段階になるよう期待感を示した。一方で、「受け入れ態勢は課題」とも強調。税関、出入国管理、検疫といった体制の整備なども必要とあって国際定期便の就航には時間がかかるとの見方も示した。

 騒音問題のため大阪国際(伊丹)空港が設けている午後9時の「門限」を弾力的に運用することについては議論が進まなかったが、「地元ときちっと話をしていかなくてはいけない」と述べ、ひとまず今回の懇談会が地元との議論のきっかけになったとの認識を示した。「いままで門限はきっちりと守られてきた経緯があるので、その辺のことを踏まえながら地元のみなさんと議論していきたい」と話した。

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