ワールドの今期純利益8%増に 年69円に大幅増配、配当性向を引き上げる方針

20190508ワールド決算グラフ

 ワールドは8日、2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比8%増の99億円になる見通しだと発表した。2期連続で過去最高益を更新する。値引き販売の抑制などで主力のアパレルブランド事業の採算を改善し、収支改善による税金費用の増加を吸収する。一方、新リース会計の導入は税引き前利益を1億円程度押し下げる要因になるという。

 年間配当は69円(うち中間25円)を予定。前期の50円(中間なし)から大幅に増配し、株主への利益配分を強化する。調整後の純利益をベースに今期想定で23%程度になる配当性向を、22年3月期には約30%に引き上げる方針としている。

 売上高に相当する売上収益は前期比微増の2500億円、営業利益は12%増の166億円を見込む。既存店売上高は前年同期比1.6%減、店舗は差し引き11店の増加を前提とした。売上収益の約9割を占めるブランド事業は、減価償却費などを考慮しないコア営業利益が前期比17%増の108億円になる見通しだ。

 同時に発表した2019年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ36%増の92億円になった。従来予想の82億円を上回った。M&A(合併・買収)の効果などで7期ぶりの増収になったのに加え、経費削減が寄与。優先株償還による金融費用の減少も支えになった。売上収益は2%増の2498億円、営業利益は12%増の148億円だった。

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