神鋼環境、今期純利益2%増の見通し 売上高は2期連続最高1000億円に 

20190508神鋼環境決算グラフ

 神鋼環境ソリューションは8日、2020年3月期の連結純利益が前期比2%増の25億円になる見通しだと発表した。高採算の案件が減少することで営業利益は減少する見通しだが、税金費用の減少などで最終利益は増益を確保する。年間配当金は前期据え置きの45円(中間なし)と、株主への利益配分は維持する公算だ。

 売上高は11%増の1000億円と、2期連続で過去最高を更新する見通し。IHI子会社が手がけていたゴミ焼却場など廃棄物処理施設の関連事業を19年1月1日付で統合したのが通年で寄与するほか、比較的大型の案件で工事が進捗する見通し。ただ案件構成の変化で同社全体としては採算が悪化する見通しで、営業利益は4%減の36億円にとどまる。

 大阪市内で8日午後に記者会見した粕谷強社長は、水処理や廃棄物処理関連の国内公共投資について「おおむね現状の水準で水準で推移する」との見通しを述べた。一方で、水処理や化学・食品関連機械の民間設備投資は「当面堅調に推移するとみているが、海外経済や金融市場の動向には注目している」と話していた。

 同時に示した2019年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ3%減の24億円だった。IHI子会社が手がけていた事業の統合費用などが響いた。売上高は15%増の901億円、営業利益は2%減の37億円だった。

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