シスメックス、今期純利益2%増に 販売伸び18期連続の増配へ

20190508シスメックス

 シスメックスは8日、2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比2%増の420億円になる見通しだと発表した。海外では、代理店契約が前期で終了して直販に切り替わったインドはじめ東南アジアで、血液検査などの機器や試薬に大きな伸びが期待できるという。国内では、6月にも「がんゲノム医療」の保険適用が決まる見通しで、これも追い風になる。

 売上高は9%増の3200億円、営業利益は4%増の640億円を見込む。いずれも過去最高を更新する見通しだ。業績予想の前提になる為替レートは1ドル=110円、1ユーロ=125円を想定した。前期実績(110円90銭、128円40銭)よりもやや円安・ドル高を設定した。人民元は16円50銭と前期実績並みを想定した。

 年間配当金は前期比2円増配の72円(うち中間36円)を予定。18期連続で増配の計画としている。

 19年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ5%増の412億円だった。中国などを中心に各地域で血液検査向けなどの試薬販売が伸びた。売上高は4%増の2935億円、営業利益は4%増の612億円だった。

 同時に発表した22年3月期を最終年度とする中期経営計画では、22年3月期の目標を売上高3800億円、営業利益780億円とした。大阪市内で記者会見した家次恒会長兼社長は、新興国での需要増に加え、先進国での効率化進展などを背景に、「ヘルスケア市場は堅調に拡大する」と強調した。

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