2月の兵庫鉱工業生産3.4%増 基調判断「足踏み」を据え置き

20190426鉱工業生産

 兵庫県が26日に発表した2月の鉱工業生産指数(今回から2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比3.4%上昇の105.1と、4カ月ぶりに上昇した。生産活動の基調判断は据え置き、2カ月連続で「足踏みをしている」との見方を示した。業種別の生産指数をみると主要9業種のうち5業種が上昇した。

 鉱工業生産指数に占めるウエートが9業種のうち最も大きいのは電気・情報通信機械工業で、前月比14.4%上昇した。次に大きい化学工業も13.9%上昇。半面、3番目に大きい食料品工業、4番目の鉄鋼・非鉄金属工業は低下した。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が17日に発表した2月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)確報値が前月比0.7%上昇の102.8だった。

 兵庫県は今回発表分から基準年を2015年とし、従来の2010年から改めた。経産省の発表分などと基準年がそろい比較しやすくなったほか、ウエートや採用品目なども見直した。新基準でさかのぼって算出した2018年2月分以降の指数もあわせて公表した。

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