久元神戸市長、令和の時代「世界的な技術の進化」成果を取り込む意向
- 2019/04/25
- 00:04
一方で、「AI(人工知能)が象徴するように、テクノロジーが人間の能力を超えるかもしれないといった時代に、人間がテクノロジーをどう主体的に使いこなすのかも問われる」との問題意識も提示。ひいては、以前にも増して住民の間に、さまざまな境遇の違いや格差を生む可能性も高い。「立場や意見の違いを超えて、いい方向に向かうには何をすればいいのか、特に大都市において在(あ)りようが問われるのではないか」と述べ、新たな都市経営の手法などを模索する必要性も示唆した。
平成を振り返っては、1995年(平成7年)の阪神淡路大震災はきわめて厳しくつらいできごとだったとしたうえで、「市民、企業、行政が意見の対立を乗り越えて街をよみがえらせてきた、というのも平成の時代ではなかったか」と指摘した。そのうえで「市民がお互いに助け合いながら、社会をよりよいものにしていく可能性みたいなものも、いろんな試練と困難の中から見出し得た、あるいは見出しつつある、それが神戸における平成の非常に重要な局面ではないかと思っている」と語った。
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