三菱重、燃料デブリ取り出すロボットアームなど動作確認 神戸造船所で

20190424三菱重ロボットアーム

 三菱重工業と国際廃炉研究開発機構(IRID、東京都港区)は24日午後、東京電力福島第1原子力発電所で原子炉の底部に溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)を取り出すロボットアームと、ロボットアームを誘導する軌道「アクセスレール」の動作を確認する試験を実施した。試験は神戸造船所(神戸市兵庫区)で実施した。(写真は試験の様子=IRID/三菱重工業提供の動画より)

 ロボットアームは遠隔操作で軌道の上を進み、所定の場所に到着すると腕を伸ばして燃料デブリを削り取る。削り取った燃料デブリは、ロボットアームの付け根から伸びたレールの先に取り付けた専用の容器に入れて回収する。4トンもの重さがあり、重心が前のめりであるロボットアームが、問題なくアクセスレールを通過して機能を発揮できるか確認した。

 実際の原子炉の内部は外部からの光は入らない。このためロボットアームにはカメラと照明も搭載し、暗い場所でも一連の作業ができるようにした。今後は今回の試験で得たデータなどを踏まえ、ロボットアームとアクセスレールを使って、燃料デブリを原子炉の横から取り出す技術の完成度を高める計画だ。

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