神戸製鋼、神戸発電所3・4号機のパンフレット配布へ 環境対策を紹介
- 2019/04/23
- 12:02
神戸製鋼所は、建設中の石炭火力発電所「神戸発電所3・4号機」(神戸市灘区)での環境対策などを紹介するパンフレット「『地域と共生する都市型発電所』を目指して」を同社のホームページ上で22日に公開した。ばい煙による大気汚染への対策と、温暖化ガス排出削減への対策を中心に紹介。5月7日からは希望者にパンフレットの冊子を順次発送、配布を始める。
神戸発電所3・4号機は2021〜22年度の完成、総出力は130万キロワットを予定する。排煙処理設備の導入などに加えて、高炉など製鉄の上工程を休止したこともあり、ばい煙の排出は総じて低減すると説明。温暖化ガスの二酸化炭素(CO2)排出量については、神戸3・4号機は国の法令に沿っているとしたうえで、神戸製鋼全体でみても排出量が減少する方向という。神戸市との間では、より厳しい環境協定を結び直したことも盛り込んだ。
神戸製鋼は、発電所建設について「地域のみなさまを中心に一層ご理解をいただく」(神戸製鋼の広報担当者)のがパンフレット作成のねらいとしている。これまでも地元住民向けには説明会の開催などを通じてに理解を求めてきた。神戸3・4号機の建設を巡っては、発電所の周辺住民ら40人が神戸製鋼などに建設の差し止めを求める訴訟を起こし、現在神戸地裁で争っている。
神戸発電所3・4号機は2021〜22年度の完成、総出力は130万キロワットを予定する。排煙処理設備の導入などに加えて、高炉など製鉄の上工程を休止したこともあり、ばい煙の排出は総じて低減すると説明。温暖化ガスの二酸化炭素(CO2)排出量については、神戸3・4号機は国の法令に沿っているとしたうえで、神戸製鋼全体でみても排出量が減少する方向という。神戸市との間では、より厳しい環境協定を結び直したことも盛り込んだ。
神戸製鋼は、発電所建設について「地域のみなさまを中心に一層ご理解をいただく」(神戸製鋼の広報担当者)のがパンフレット作成のねらいとしている。これまでも地元住民向けには説明会の開催などを通じてに理解を求めてきた。神戸3・4号機の建設を巡っては、発電所の周辺住民ら40人が神戸製鋼などに建設の差し止めを求める訴訟を起こし、現在神戸地裁で争っている。
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