台湾で話題の書店「誠品生活」で神戸フェア 「&KOBE」25日から
- 2019/04/19
- 22:37
米タイム誌が2004年に「アジアで最も優れた書店」に選び、東京・代官山の蔦(つた)屋書店が目標にしたことで知られる台湾の書店「誠品生活」の南西店で25日から、神戸の魅力を映した商品を集めた神戸フェア「&KOBE(アンドコウベ)」を開催する。誠品生活のバイヤーが選んだ20社の約350品を展示、販売することで街の雰囲気を再現。日本をよく知る人が多い台湾にあって、いわゆる日本の印象とは違った神戸の情報を発信する。
約150年前の神戸開港以来、欧米文化を取り入れて、神戸を発祥とする新しい物やできごとが数多く生まれたことに着目した。商品は「モダン」「オーセンティック(伝統的で本物)」「デリシャス」「エクスペリエンス(体験)」という4つのテーマに分けて選定。商品の展示販売に加えて、レザークラフト体験や、似顔絵缶バッジ制作といったワークショップの開催も予定する。
5月13日まで。誠品生活・南西店の4階イベントスペースで開催する。誠品生活で神戸フェアを開催するのは初めて。日本の都市のフェアを開催することも珍しく、これまでには沖縄のフェアを開催したことがあるという。今回、選ばれた会社などは、ショッピングセンターの「微風広場」、ネット通販の「ピンコイ」、総合見本市の「ポップアップアジア」、政府が設立した「台湾デザインセンター」などが開催する現地企業との商談会にも参加する予定だ。
参加する会社などは以下の通り。イートリート、神戸マイスター洋菓子倶楽部、高山堂、ファミリア、フェリシモ、プリンシプル、神戸紅茶、神戸タータン協議会、神戸風月堂、SHARE WOODS、神戸酒心館、喜市、大和出版印刷、東洋ナッツ食品、トーラク 、TRUNKDESIGN、日米珈琲、白鶴酒造、フランツ、もふもふ堂。
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