アジュバン、今期純利益21%増の3000万円に 費用先行を継続も税金費用減で

20190419アジュバン決算グラフ

 アジュバンコスメジャパンは19日、2020年3月期(20日締め)の連結純利益が前期比21%増の3000万円になりそうだと発表した。23年3月期の売上高100億円を目指す中期計画の2年目で、前期に続き研究開発投資や人材投資に資金を投入して費用が先行するが、税金費用の減少で最終利益は増加する公算だ。配当金は年24円(中間なし)を維持する。

 売上高は9%増の56億円、営業利益は25%減の1億2700万円を見込む。前期に発売した初の自社開発製品であるヘアケアの「クラスS」シリーズが足元で順調に推移。さらに既存スキンケア製品を秋にかけてリニューアルする効果で増収を見込む。ただ中期計画に沿って人材と商品開発への投資を引き続き強化するうえ、神戸市中央区のポートアイランド第2期地区で2月に完成した研究開発施設の減価償却費も増えて営業減益を見込む。

 記者会見した同社の松井健二社長は、10月に消費税率が10%に引き上げられることについて「大きな影響は出ないだろう」という。ヘアケア、スキンケアとも「消費者は同じブランドの製品を使い続けるという傾向が強い分野」「消費税率が5%から8%に上がったときも、それほど大きな影響は出なかった」と説明した。

 同時に発表した2019年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ92%減の2500万円になった。商品開発費用や人件費を大幅に増額したのが響いた。営業利益は66%減の1億6900万円だった。一方、「クラスS」が順調に推移したことなどから増収。売上高は1%増の51億円だった。

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