iPSを使った医薬品開発ヘリオス株が高値 理研など「安全性確認」発表で

 18日の東京株式市場では、東証マザーズ上場の医薬品開発ヘリオス(4593)が大幅に続伸。終値は前日比108円(5.93%)高の1930円だった。前引けにかけて動意付き、後場寄り直後は一時2114円まで上昇。1月24日に付けた2100円を上回り、年初来高値を更新した。神戸市立神戸アイセンター病院や理化学研究所などが、他人のiPS細胞から再生した網膜細胞の移植について、安全性を確認できたと発表したのが買いのきっかけになった。

 大日本住友製薬(4506)が大株主で、iPS細胞を活用した医薬品を開発する。神戸アイセンターや理研などが安全性を発表した目の難病「加齢黄斑変性」治療についても、理研が開発した特許技術を独占的に使用するライセンスを持ち、大日本住友の資金でヘリオスが製造販売承認を取得する計画になっている。今回の発表で治療法の開発が順調に進んでいることを印象付けた。ただ、2000円を上回る水準では短期的な利益確定の売りに加え、戻り待ちの売りも出て伸び悩んだ。

 大日本住友は反落。一時は前日比124円安の2371円まで下落し、年初来安値を更新した。国内外で医薬品株が売られる流れに押された。

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