「神戸のお店」を集めて作るギフトセット 亀井堂や放香堂など参加・喜市

20190417神戸クオリティギフトA

 神戸元町商店街(神戸市中央区)で革小物を製造販売する喜市は、同社製品に加え、神戸のお店がそれぞれ個別に製造販売している製品を集めたギフトセット「神戸クオリティギフト」を発売した。同じ元町の商店街で、日本で初めてコーヒーを出す喫茶店を始めた製茶の放香堂と、瓦せんべい発祥の店である亀井堂総本店などが参加。結婚式の引き出物など、まとまった数が必要な場合に注文を受け付け、税別5000円で販売する。

 ギフトセットの内容は2種類を用意した。Aセット(イメージ写真=喜市提供)は、放香堂「石臼挽きコーヒー」3パック、喜市「レザートレイ」1点、亀井堂総本店「瓦せんべい」6枚、阿江ハンカチーフ(加東市)の「KOBE TARTAN 播州織ハンカチ」1枚。Bセットは「石臼挽きコーヒー」3パック、「レザーコインケース」1点、「瓦せんべい」9枚をまとめた。

 ギフトセットを編成した喜市の片山喜市郎代表は、「made in KOBE(神戸で作ったもの)の総合力を感じてもらえるギフトセットを作りたかった」と話す。さらに「今回のギフトセットが好評であれば、元町に限らず神戸のお店に幅広く呼びかけて、3000円や1万円といった価格帯のギフトセットも作りたい」との展望も語る。

 1868年の神戸開港以来、西洋と日本が交じり合ってできた独特の文化を背景にした多様な神戸の製品を、より多くの人に知ってもらうのが「セット」にしたねらい。すでに一部の結婚式場で取り扱いが決まったといい、反応も上々だ。専用のホームページにはFAX用の注文票を掲載。同ホームページに掲載した電話やメールでも問い合わせを受け付ける。

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