(動画)神戸市、「ラインの館」の3年ぶり一般公開へ 観光情報拠点に活用



(見出しと本文の「2年ぶり」を「3年ぶり」に訂正しました=17日23時50分)

 神戸市は1915年(大正4年)に建築された異人館「ラインの館」(旧ドレウェル邸、神戸市中央区北野町2)の耐震対策と保存修理の工事を完了し、17日に報道機関向けに公開した。改修前には雨漏りなどもあったが、補修と同時に屋根の軽量化や煙突の倒壊防止など、長期保存のための工事を2017年2月から実施していた。22日午後から16年3月以来およそ3年ぶりに一般公開し、異人館や北野地区の観光情報拠点として活用する。

 1980年に神戸市認定伝統的建造物に指定。景観形成重要建築物の指定も受けた。木造2階建て。2階は北野に異人館が集まった歴史などを示す展示に加え、1995年の阪神淡路大震災による異人館の被害や、今回の補修工事を説明する展示コーナーを設置した。地域行事の打ち合わせなどに使う多目的室も備える。1階は売店、周辺の案内地図に加え、暖炉と応接セットを記念撮影に使えるようにした。

 周遊バス・シティループのバス停「北野異人館」の目の前になる。神戸市は地域全体の歴史をわかりやすく示す施設が付近にないこともあり、ラインの館を地域情報の拠点として活用してきた。一般公開を再開するにあたり地域の歴史に関する展示を拡充。展示は日本語以外に英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語に対応。オストメイトのトイレや授乳室も備える。

 22日は午前中に関係者によるテープカットのなどの式典を開催し、午後から一般公開。午後1時からと午後2時からの2回、ジャズのミニコンサートを開催する。22日と23日は、それぞれ先着250人に記念品を配布する予定だ。23日からは午前9時〜午後6時に開館。6月・2月の第3木曜日は定休日で、祝日と重なった場合は翌日が休みになる。

 神戸市が所有している異人館はラインの館のほか、風見鶏の館(旧トーマス住宅、神戸市中央区)、旧ハンター住宅(神戸市灘区)、級ハッサム住宅(神戸市中央区中山手通5)などがある。

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