上組株は小反落 22年ぶり平日スト後も港湾物流に混乱なく

20180823神戸株アイコン

 16日の東京株式市場では上組(9364)が小反落。終値は前日比3円(0.11%)安の2678円だった。相場全体が上昇する追い風を受けて前日に大幅高だった反動で、利益確定の売りが先行した。ただ売り一巡後は下値を拾う動きも散見されたといい、下げ幅も小幅にとどまった。全国の港湾労働者でつくる労働組合が同日朝まで22年ぶりの平日ストライキを実施したが、事前に懸念されていた混乱なども伝わらなかったことで、押し目買いも入りやすかったようだ。

 全国港湾労働組合連合会は日曜日の14日朝から48時間のストライキを実施。ただストは事前に通告があったことから、荷主らも事前に対応できたため大きな混乱にはつながらなかった。スト直後の業務再開に伴って混乱する可能性も一部で指摘されていたが、16日は神戸港も含め全国的に「通常よりも多少、貨物が多かった程度」(上組の広報担当者)という。

 労働組合は16日午後に東京都内で記者会見を開き経緯を説明。これまで港湾ごとに交渉していた賃金について、業界一律で最低賃金を月額18万4500円に引き上げるよう求めた。業界団体である日本港運協会(会長・久保昌三上組会長)との交渉はなお平行線といい、4月27日からの10連休(大型連休)を控えて再びストを実施する可能性も残るようだ。


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