井戸兵庫知事、18年度「決算も終始均衡で迎えられる」 「観光戦略が必要」

20190415井戸兵庫知事 

 兵庫県の井戸敏三知事(写真)は15日に兵庫県公館(神戸市中央区)で開いた2019年度第1回の県・市町懇話会であいさつし、18年度は補正後の「最終予算でもなんとか終始均衡予算を組むことができたので、決算も終始均衡で迎えることができる」との見通しを示した。「赤字債で切り抜けるということをせずにすむ行財政体質になったということで、いちおう目的を達した」と財政再建の成果を強調した。

 一方で、財政再建の過程では支出を抑えるために、「事業の整理・見直しや投資水準の切り下げなど、あらゆることに目を配ったので、県と市町の推進する施策で市町にもご迷惑をかけた」と言及。ただ、19年度は「これを、いしずえにしながら進めていく最初の年」として引き続き県財政の健全性維持に理解を求めた。

 続いて井戸氏は、観光庁の統計によると18年の兵庫県の訪日外国人客数が187万人と、17年に比べて約30万人増加したことに触れ、「奈良県は訪日客数を約90万人増やし、順位を10位から6位に上げるなど、圧倒的に水を開けられた」などと指摘。訪日客の動向を「しっかり分析し、ターゲットを決めて、ターゲットにどう望むかという観光戦略を持たないと追いつけないということを示していると思う」と述べ、観光基盤と同時に「ソフト戦略も進めていきたい」との意向を示した。

 県・市町懇話会では兵庫県が進めている21分野の施策について、県が市町に協力を求める部分や、共同で取り組むポイントなどを担当する部長らが説明。そのうえで、出席した県内市町の首長らから意見を求める形式で進めた。市町からは、神戸市の久元喜造市長や、明石市の泉房穂市町ら県内全29市12町の首長などが出席した。

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